神奈川県相模原市南区
女性専門 出張施術 保険取り扱い
鍼・灸・経絡あん摩
やまもと鍼灸治療院
院長 山本 裕子
相模原市南区を中心に
鍼灸マッサージの施術を行っております。
まず、自己紹介をさせてください。
網膜疾患による先天、進行性の弱視です。文字は点字を使っています。
盲学校の専攻科理療科で3年間勉強し、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格を習得しました。
現在は東洋はり医学会に所属し、経絡治療の勉強を続けています。
下の写真、これは全国盲学校弁論大会に出場した時・・・ちょっと前です。(今よりちょとだけ?顔が若いです。)
「壁」という演題でお話し、NHKで一部放送されました。
少人数で学ぶ盲学校では、勉強以外にもいろいろな体験をさせていただきました。
私は、聴覚にも障害(感音性難聴)があります。
見ることそして聞くことが大多数の人よりも苦手ないわゆる「盲ろう者」です。
でもじっとはしていません。
白杖と補聴器と好奇心を携えて、ひとりでどこにでも出掛けていきます。
パソコンは、画面を音声で読み上げてくれる視覚障害者用のソフトと、その音声を点字で表示してくれる点字ディスプレイで使っています。
1対1の会話はFM補聴器という補聴器のマイクを使えば充分可能です。
ですから、施術中のコミュニケーションにはご心配いただかなくて大丈夫です。
ただし、機械を通した音声(電話やマイク)や、大人数が同時に発言する会議、周囲の音が大きい場所での会話になると極端に苦手になってしまいます。
そのようなところ、例えば私は毎月2回、都内まで鍼の勉強会に通っていますが、そこへは「盲ろう通訳介助員」と一緒に出掛けて、周囲の状況や会話を点字で通訳していただいています。
私の得意なコミュニケーション手段は手のひら書き。(手のひらに指で文字を書いてもらいます)
そのほかに指点字。少しですが手話も使います。
コミュニケーションをとるのに有効な方法は多ければ多いほど、いろいろな人と直接会話ができて楽しいですからね。
趣味はおなかから声を出して民謡を唄うこと。津軽民謡小山流の師範の資格を持っています。
それからウォーキング、ランニング。
「バンバンクラブ」というランニングクラブに所属し、代々木公園で伴走をしていただいて心地よい汗を流しています。
いつでも体を使ってストレス発散です。
そのむかし、さだまさしの映画『長江』に感化され、1990年から1年間、中国四川省の四川大学に留学しました。
中医学院(中国では、中国伝統医学のことを中医、西洋医学のことを西医といいます)に学ぶ医者の卵の友人もできました。
東洋医学の診察方法、漢方薬、推拿、いろいろな興味深い話を聞いたことは、今の自分の仕事にも生きています。
20数年前といえば、まだ外貨兌換券や糧票があった時代です。
学校の長期休暇になると大きなバックパックを背負いあちこち旅しました。
西双版納から哈爾濱まで、列車や長距離バスを使って歩いた経験は、今振り返ると貴重です。
2015年9月 第33回相模原市福祉大会にて市長より表彰を受けました。
2015年9月 NHK、Eテレ「ろうを生きる難聴を生きる」に出演しました。
様子は番組HPhttp://www.nhk.or.jp/heart-net/rounan/summary/2015/09/0905.html
でご覧いただけます。
2015年8月 NHKラジオ第2「視覚障害ナビラジオ」に出演しました。
放送は番組HP http://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/list/20150823.html#contents
からお聞きいただけます。
また、聴覚障害者のために放送をすべて文字化したテキスト版もupされています。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/text/20150823.html#contents
2014年11月 オンキヨー世界点字作文コンクール最優秀オーツキ賞受賞しました。
http://mainichi.jp/shimen/news/20141102ddm010040033000c.html?毎日新聞記事
http://www.jp.onkyo.com/tenji/2014/result.htm オンキヨーHP オンキヨー世界作文コンクール結果
http://www.jp.onkyo.com/tenji/2014/jp01.htm 作文全文掲載
タウンニュースの「人物風土記」で取り上げていただきました。
http://www.townnews.co.jp/0301/2015/02/05/270265.html 2015.2.5.さがみはら中央区版